岩手・滝沢市の山道で6月、大量のイノシシの群れが道路を横断する様子がカメラに捉えられた。親イノシシとうり坊たちは20頭以上いたとみられ、道路を次々と渡ると、道を完全に塞いでいたという。撮影者はその光景に驚きつつ、通過を静かに見守るしかなかった。その後、イノシシは茂みの中に消えていったという。
山道をふさぐイノシシの群れ
岩手・滝沢市で6月24日、日も落ちきった午後7時半頃に山道を塞いだのは、大量のじゃがいも…ではなく、イノシシの大家族だった。
「えー!?ちょちょちょちょちょ…」と困惑する撮影者の前をイノシシはぞろぞろと通過していた。

当時の状況について撮影者は「うり坊は20頭いましたね。大きいイノシシは4頭なので多分2家族なのかな」と振り返っている。
横断完了…と思いきや再びイノシシ横断!
うり坊たちが渡りきり、親も茂みに入り横断完了かと思いきや、そう簡単にはいかなかった。
「えっ!?うそでしょ、ちょちょちょちょちょ…」と声をあげる撮影者の目の前で、親イノシシが再び道を渡り始めたのだ。もちろん大家族なため、またしても大行列で道を塞ぐことになった。

これには撮影者は困った様子で「無理無理無理無理!おいおいおいおい!…あららららら」とこぼしていた。
撮影者にうり坊たちが通るのを待っていた間の心境をうかがうと「一生懸命必死で親を追いかけてる姿っていうのはあららら…って」と話している。
その後、無事にすべてのイノシシが茂みへと戻っていったという。
(「イット!」 7月7日放送より)
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