小泉農水相は日本酒や焼酎、味噌などの加工用向けに備蓄米を放出すると発表しました。
小泉農水相:
事業者の皆さまが安心して経営を継続していただけるように、加工原材料向けに備蓄米を販売することとしたい。
小泉大臣は、日本酒や味噌などの加工用として備蓄米を放出し、8月にも売り渡す方針を示しました。
現在、小売業者や町のコメ店などに向けて申請を受け付けている枠のうち、上限に達していない分を充てる計画で、放出する量は今後検討するとしています。
加工用米を巡っては、コメの価格高騰を受け主食用米に生産を切り替える動きが広がり、加工用が不足することに不安の声が上がっていました。
小泉大臣は「今の現状からすれば、それなりの量が現場から求められている」と述べました。