ウクライナのゼレンスキー大統領は4日、アメリカのトランプ大統領と電話会談を行い、ウクライナの防空態勢強化のために協力することで合意したと明らかにしました。
ウクライナ空軍は3日夜から4日朝にかけて、ウクライナ全土がロシア軍のドローンとミサイル合わせて550発の空爆を受けたと発表しました。
首都キーウでは、教育施設や集合住宅などにドローンの破片が落下し、これまでに1人が死亡、26人が負傷したということです。
こうした中、ゼレンスキー氏は自身のSNSでトランプ氏と電話会談を行ったと明らかにしました。
会談では、ウクライナの防空態勢強化のために協力することで合意したほか、ドローンなど武器の共同生産についても協議したということです。
これに先立ちトランプ氏は3日、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、「プーチン大統領は停戦するつもりはなく、大変残念だ。非常に失望している」と述べました。