愛媛県で西日本豪雨が発生してからまもなく7年。宇和島市で当大きな被害を受けた吉田中学校で2日、今年も復興祈念式が行われました。
生徒たちの読み上げ:
「食べられる。笑える。生きている。それだけで幸せ」
被災当時につづられた先輩の言葉を力強く読み上げる中学生たち。吉田中学校は2018年の西日本豪雨で校舎などに大きな被害を受け、毎年復興祈念式を行っています。当時寄せられた支援への感謝の気持ちを忘れず、明るい未来をつくっていくことが目的です。
今年は全校生徒約150人が全員で黙祷を捧げたあと、生徒会長の立花桃暉さんが当時を思い出しながら、ほかの人を思いやる行動を呼びかけました。
立花桃暉生徒会長:
「あの時感じた人たちの優しさを心に留めて、他者への思いやりのある行動をしていきましょう」
また校舎前の祈念碑刻まれた当時の生徒たちの言葉を、クラスごとに読み上げました。
生徒たち:
「忘れない、あの日のことを。忘れない、命の尊さ。未来へ踏み出す僕らの一歩」
生徒たちは、改めて命を守ることの大切さを考えていました。
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