愛媛県松前町にある警察学校で3日、射撃の訓練をしていた女性警察官2人が同時に太ももに痛みを訴えました。跳弾が当たったとみられています。警察が4日に発表しました。

事故があったのは、松前町にある愛媛県警の警察学校の射撃場です。

警察によりますと3日午後3時40分頃、県内の警察署に勤務する10代と20代の女性巡査が訓練で標的に向けた実弾の発射訓練中、2人がほぼ同時に太ももに痛みを訴えました。2人の近くには跳ね返ったとみられる実弾があったということです。

調査の結果、10代の巡査が撃った実弾が跳ね、20代の巡査の右太ももに当たったあと、さらに跳ね返って10代の巡査の左太ももに当たったとみられています。

2人とも弾の当たった場所が少し赤く腫れた程度で、出血や衣服の破損はなく、本人たちの申し出で病院での受診も行われていません。

愛媛県警は「訓練の内容や設備に問題はなく、安全管理は適切に行われていた」と説明。再発防止のため、跳弾が発生した可能性がある場所の特定や原因を調べています。

この射撃場は鉄筋コンクリート造りの平屋建て。2008年に建て替えられて以降、跳弾が人に当たったのは、初めてということです。

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テレビ愛媛
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