アストラムラインを運行する広島高速交通によりますと、1日午前6時1分頃、広島市中区の本通り行き上り列車が、大塚駅を停車することなく通過しました。

運転士は、次の伴中央駅で通過したことに気付き、運行管理者に報告すると共に指示通り、大塚駅まで戻りました。
この間、伴中央駅で2人、大塚駅で2人が乗車しています。

このトラブルにより、合わせて3本の列車に2分から10分の遅れが発生。約700人に影響が出たということです。

停車駅での通過について広島高速交通は、「運転士は意識が漫然としていたため」としています。

広島高速交通はこの運転士を乗務停止とし教育期間を設けて、基本動作の徹底など再教育を行うほか、全ての乗務員に対しても基本動作の徹底など改めて指導を行い、再発防止に努めるとしています。

テレビ新広島
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