福井商工会議所が行った調査によりますと、県内企業の4割余りが生成AI=人工知能を業務に活用していることがわかりました。
調査は、福井商工会議所が2025年4月に会員企業1000社を対象に初めて実施し、151社から回答がありました。
調査によりますと、72.2%の企業が生成AIを認知している一方で、実際に活用している企業は44.4%でした。
活用の目的は業務効率化が8割以上を占め、具体的には▼文書の作成や要約▼アイデア出し▼情報収集などに使われています。
一方で▼情報漏えいなどのセキュリティ面▼情報の正確性、といった課題も挙げられました。
福井商工会議所では、2024年から生成AIの活用法に関するセミナーを開いていて「人手不足に悩む企業の業務効率化を進めたい」としています。