参議院選挙が7月3日に公示されます。福井県選挙区では、現時点で現職に新人6人が挑む構図で、過去最多の7人が立候補を予定しています。選挙戦が迫る中、県民は政治に何を求めているのでしょうか?県内各地で取材しました。
吉田圭吾アナウンサー:
「まずは、ショッピングセンターで家族連れを中心に話を聞いてみます」
20代男性:「現金給付より長期的に見て減税が有難い。子供もいるので」
20代女性:「食料品が高いので…きょうからまた値上げされるので安くしてほしい」
30代女性:「子供にとって生活しやすい環境を一番重視している」
80代男性:「物価高対策」
80代女性:「今までは2人で食費が6万円だったけど今年に入って10万円。コメが高すぎる」
20代学生:「学生なので稼げるお金を多くしてほしい。103万の壁なくしてほしい。稼げるだけ稼ぎたい」
吉田圭吾アナウンサー:
「次は商売に携わっている方にも話を聞いてみます」
20代経営者:「消費税が商売をしていて一番つらい所なので、消費税分を価格に乗せるわけにはいかず苦しい。0%が一番の理想」
40代店長:「ガソリンの暫定税率を下げて欲しい。ガソリンが上がって物価も高騰し売価も上がってしまう。ガソリン、運送費が下がればもっと安く提供できるのかな。ガソリンが下がれば、みんなも動くと思う。遊びに行ったり、いろんなところでお金を使ったりして景気も良くなるのかな」
コメの価格が高騰する中、農家はどう考えているのでしょうか?
80代農家:「生産者としては、ある程度収入が得られるような政策を提案してほしい。あまり高いのもコメ離れの懸念があるが、生産者からみればある程度の収入基盤をしっかりしてほしい」
別の農家:「米価が農家にとって適正な価格であることが望ましい」
さらに、コメ対策以外ではー
「農業政策以外にも、日本全体が少子化で農村部はどんどん人口が減っているので、若者の結婚意識を高めるような画期的な政策を打ち出してほしい」
一方、嶺南ではー
小浜60代:「とにかく物価高。消費税を福祉にあてるのも不透明に感じるところもある。選挙のための、選挙があるがための政策にしか考えられないところもあるので、その辺は見極めたい」
小浜60代男性:「今、問題になっている新幹線。ルートの問題も出ているが、そのへんは早く動いてほしい」
小浜70代男性:「(核燃料の)再処理の問題は県内以外に頼むのは難しいと思う。原発の問題=国の問題だから、県が独自でやっている問題とは違うので、国を挙げての大きな問題だと思う。与党はしっかりやってほしい」
選挙権年齢が18歳以上に引き下げられてから10年、今回の参院選で初めて投票権を得る高校生は何を求めているのでしょうか。
高校生:「分かりやすく若者が投票に生きやすいように分かりやすい説明をしてほしい。
高校生:「2万円を配ったり、備蓄米の放出したり…自分の子供たちの将来をもっと考えたお金の使い方をしてほしい」
参院選はあさって7月3日公示、20日に投開票です。