相続税や贈与税の算定基準となる今年の路線価が公開され、広島県内全体の平均値は4年連続で上昇しました。
広島国税局によりますと県内およそ7300地点を対象にした今年の路線価の平均値は、去年を2・3%上回り4年連続の上昇となりました。
県内で、路線価が最も高かったのは広島市中区胡町の相生通り・南側で、1平方メートルあたり371万円と、去年より3・9%上回りました。
また、去年からの上昇率で見ると、広島市南区京橋町・駅前通りの西側が11・3%と高く、新たな商業施設が開業したJR広島駅周辺は最大で、およそ12%上昇しています。
このほか、マンションや商業施設の入るビルが建つ、福山市三之丸町の福山駅前通り・西側も、8・5%と高い上昇率となりました。