在日アメリカ軍基地のある山口県岩国市と沖縄県宜野湾市が1日、姉妹提携を結びました。
沖縄県宜野湾市で行われた協定式には宜野湾市の佐喜眞敦市長と岩国市の福田良彦市長が出席し、姉妹都市提携の協定書に署名をしました。
岩国市と宜野湾市は2014年の在日アメリカ軍再編に伴い、宜野湾市の普天間基地からアメリカ軍の空中給油機15機が岩国基地に移駐されたことをきっかけに双方の中学生の平和学習など交流をはじめました。
在日アメリカ軍基地をめぐっては、近年、全国で基地のある自治体の議員が沖縄の負担軽減策に取組むなどしていています。
今回の姉妹提携は、今年になって宜野湾市側から岩国市側に申し出があったということで、基地問題に限らず、産業や観光、スポーツなどの分野で交流を深めることにしています。