アメリカのトランプ大統領は「日本はコメ不足なのにアメリカからコメを買わない」と不満を示しました。
関税交渉が停滞する日本に対し、揺さぶりをかける狙いもあるとみられます。
トランプ大統領は日本時間6月30日夜、SNSで「日本に大きな敬意を抱いているが、彼らは私たちのコメを受け取ろうとしない。深刻なコメ不足なのにだ」と投稿し、日本がコメの輸入に消極的だとして不満を表明しました。
その上で、トランプ氏は「我々は彼らに手紙を送るだけだ」と書き込みました。
日本との関税交渉をめぐり、トランプ氏は合意がなければ「自動車で25%の関税を払うことになる」との手紙を送ると話し、譲歩しない姿勢を示していて、日本に対し揺さぶりをかける狙いもあるとみられます。
小泉農水相:
農水省としては、引き続き我が国にとって最大限のメリットを獲得するため、関係省庁と連携をして協議に対応していく。
一方、小泉農水相は記者会見で、アメリカの政府関係者の発言一つ一つに対してコメントすることは差し控えるとした上で、関係省庁と連携して対応する考えを示しました。