兵庫・神戸市で6月、マンション上階からゴミ袋が投げ捨てられる危険行為をカメラが捉えた。ゴミ袋は6月中旬から、燃えるゴミの日の月曜と木曜に少なくとも7回投げ捨てられている。マンションの住人の多くは、近くの日本語学校に通う外国人だといい、市は多国籍住人向けに注意看板やカードを配布している。

2週間で少なくとも7回空からゴミが

兵庫・神戸市で6月16日午前8時過ぎ、カメラが捉えたのは、歩行者も危機一髪のなんとも迷惑で危険な空から降ってくる「ゴミ袋」だ。

「ゴミ袋」が空から降ってくる決定的な瞬間
「ゴミ袋」が空から降ってくる決定的な瞬間
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決定的な瞬間を目にしたという人は「2階ぐらいからここにダイレクト」と話す。

取材班が「どんな人だった?」と聞くと、目にした人は「窓から手が出ているのは見たけど…」と答えた。

問題の「空飛ぶゴミ袋」は6月中旬から2週間で、少なくとも7回。いずれも月曜と木曜の「燃えるゴミの日」に確認されている。

「本当に危ないので絶対にやめて欲しい。怒ってます」と話すカフェの店長
「本当に危ないので絶対にやめて欲しい。怒ってます」と話すカフェの店長

集積所の前に店を構えるカフェの店長は「本当に危ないので絶対にやめて欲しい。怒ってます」と話す。

ゴミ袋は、カフェが入るマンションから投げ捨てられたとみられており、カフェの店長は「住人がほとんどの方が外国人」と語っている。

マンションの住人に注意喚起も投げ捨て続く

マンションの住人の多くは、近くの日本語学校に通う外国人だという。

マンションの住人に注意を呼びかける注意を促す看板
マンションの住人に注意を呼びかける注意を促す看板

マンションの住人は「そんなことあるんですかそんなことしない」「危ない!」「私は2階に住んでいるけど知らなかった」と、声をかけた住人たちは一様に驚き「ゴミ袋を投げ捨ててはいない」と話している。

集積所には外国人にも伝わるよう、注意を促す看板が設置され、神戸市はルールを記したカードを配布するなどマンションの住人に注意を呼びかけている。

しかし、6月30日午前1時過ぎ。「燃えるゴミの日」である月曜日に映像を確認してみると、空からゴミ袋が投げ捨てられていた。
(「イット!」6月30日放送より)

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