和歌山県の世界遺産・熊野本宮大社では、災いを退散させると伝えられている「茅の輪」くぐりが行われました。
熊野本宮大社で行われた「夏越の大祓」といわれる儀式には、「正月からの半年間で人々が重ねた罪や穢れを祓い清め、健康に過ごせるように」という願いが込められています。
茅で編んだ直径およそ2メートルの「茅の輪」をくぐると災いを退散させると伝えられていて、参拝者たちは真剣な表情でくぐり抜けていました。
【参拝者】
「半年の汚れを全て削ぎ落して、また明日から新たな半年を迎えたいと思います」
参拝者は厄除けとして「茅の輪」に使う草「チガヤ」を受け取り、無病息災を願っていました。