参議院選挙の公示まで4日となりました。自民党の地方組織が石破首相に給付金に関する丁寧な説明を求めるなど、各党の動きが加速しています。
自民党の地方幹部との会合で石破首相は、野党が掲げる消費税の減税を批判しました。
石破首相は「消費税を減税するということは、お金持ちほどたくさん消費をするのであって、お金持ちほどたくさん減税になる。それは格差が広がることになりはせんだろうか」と述べました。
また石破首相は、東京都議選で躍進した新興政党への警戒感を示しました。
出席者からは、与党が掲げた給付金について、有権者への丁寧な説明を求める声などが出ました。
一方、減税を掲げる野党側は、与党の給付金への批判を強めています。
立憲民主・野田代表は「数字の根拠も財源も不明確。本当の愚策だと思います」と批判しました。
物価高対策などが争点となる参院選は、7月3日木曜日に公示されます。