和歌山県那智勝浦町にある世界遺産の寺で宗派の違う三体の像が並びました。

那智山青岸渡寺の行者堂に智証大師・円珍の像が建立され、法要が行われました。

円珍は天台寺門宗の総本山「三井寺」の開祖で845年に熊野三山を巡礼していました

滋賀県にある行者堂には伝教大師・最澄と弘法大師・空海の像があり、宗派の違う三体の像が並ぶのは国内外の寺院でも珍しいということです。

【青岸渡寺・高木智英副住職】「那智山行者堂でしか、なかなか拝むことができない三体のお像かと思います」

お堂の中での拝観は月に一回、毎月第4土曜日に護摩焚きの時にできるということです。

関西テレビ
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