労働災害防止のための「全国安全週間」が7月1日から7日まで行われます。
長崎労働局によりますと、2024年の県内の労働災害は、死亡災害が前の年から4件減り6件でしたが、全体では前の年より73件多い1663件でした。
(新型コロナ関連除く)
業種別では、保健衛生業が最も多く305件で18.3パーセントだったほか、製造業が293件、商業が265件、設業が205件でした。
事故の形態としては、労働者の高齢化を背景に、転倒が483件ともっとも多く3割近くを占めていて、ついで墜落・転落が291件、動作の反動や無理な動作が232件でした。
長崎労働局は、6月を準備期間とし、7月の「全国安全週間」まで安全パトロールや講習会などで労働災害防止を呼びかけています。