四国地方の梅雨明けが27日に発表され、いよいよ夏の本格的な暑さが始まります。

外での作業には熱中症のリスクがつきものですが、高知市の建設会社「清水新星」では6月から「かき氷休憩」が熱中症対策として導入されています。

屋外の作業が中心となる建設業にとって熱中症は深刻な問題。「清水新星」でも、空調服の着用などの対策がこれまでも行われてきました。2025年から新たに職場での熱中症対策が義務化されたことで、「これまでと違うことをしよう」と「かき氷休憩」が新たに導入されました。

従業員:
「体がひんやりしてリフレッシュできます。仕事中の楽しみが増える」

従業員:
「氷を直接(食べる)なので涼しくなる」
Q.一番何味が好きですか?
「あずきですね」

1日3回ほどある「かき氷休憩」は、体の中心部の温度を下げ熱中症のリスクを回避する効果のほかに、従業員同士の会話が増えるきっかけにもなっているそうです。

食べ終わると作業再開です。今は、高知市・下田川護岸の耐震補強工事の真っ只中です。

清水映至社長:
「かき氷を直接体の中に入れて、体の中から冷たい気持ちになれればと考えました。高知が全国で結構大変な地域になると思うので、高知をかき氷みたいなもので乗り切れば皆さんの参考になるのでは」

高知さんさんテレビ
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