長崎本線の沿線4つの市町でつくる期成会は、運行本数の確保や維持利便性の向上などの要望書を7月JR九州へ提出する予定です。

期成会は西九州新幹線の開業に伴い並行在来線になった長崎本線の沿線にある、鹿島市や太良町、白石町や江北町の4つの市町で設立したものです。
26日の総会では運行本数の確保や維持利便性の向上などJR九州への要望について意見を交わしました。
長崎本線の江北―諫早間は西九州新幹線開業後特急列車が上下14本となっていて今後さらに減少する見通しです。

【長崎本線利用促進期成会会長 松尾勝利鹿島市長】
「大きな節目になると思う。特急列車が14本から10本という話。われわれとしては現状のまま走らせてくださいと。そのことを強く要望したい」

ほかにも要望書には通勤・通学に欠かせない普通列車の本数の減少や利便性の低下がないよう利用者のニーズに最大限に配慮した改善に取り組んでほしいなどの要望が盛り込まれています。

期成会では7月10日にJR九州へ要望書を提出するとしています。

サガテレビ
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