夏の高校野球新潟大会の組み合わせ抽選会が27日に新潟市で開かれた。今大会には、76校65チームが出場し、甲子園への切符をかけて戦う。大会は7月9日に開幕し、決勝は7月26日に行われる予定だ。

【Aブロック】中越・六日町がシード 日本文理VS開志学園の好カードも

昨秋準V、今春Vの中越が第1シード。昨夏に投打で活躍した石山に加え、今春は雨木が台頭。北信越大会では、センバツに出場した敦賀気比を下し、チームは自信を深めている。7年ぶりの甲子園出場へ視界は良好だ。今大会ノーシードとなった日本文理もこのブロックに入り、初戦で開志学園との対戦が決まった。この勝者が中越と十総・塩沢の勝者と3回戦で相まみえる。第5シードには2季連続8強の六日町が入った。佐藤球士・岡崎來の投手陣を中心に公立校の意地を見せられるか。

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【Bブロック】関根学園・新潟がシード 糸魚川・十日町・佐渡など公立の実力校も

関根学園がシードのブロック。昨秋2回戦で長岡に敗れた関根学園だったが、一冬越えて大きな成長をみせた今春は、帝京長岡・日本文理・新発田農業と強豪校を次々に撃破し、4強入り。鈴木・相沢の両右腕をプロ注目の池田がリードする。初戦で対戦するのが、前評判の高い糸魚川。山岸・中澤の強力なバッテリーを擁し、初戦屈指の好カードとなる。第5シードに入った新潟は初戦で昨夏8強の佐渡と対戦。十日町や巻など公立の実力校にも注目だ。

Bブロック
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【Cブロック】北越・新発田農業がシード 昨夏Vの新潟産大附属はノーシードから連覇狙う

北越が第2シードのブロック。昨夏8強から昨秋4強・今春は準Vと一段ずつ階段を上がってきた北越。安定感ある左腕・手戸など豊富な投手陣を武器に初の甲子園出場を目指す。第5シードには新発田農業が入った。1年時から活躍してきた遠山・池上のバッテリーが最後の夏を迎え、古豪復活に期待が高まる。また、昨夏王者・新潟産大附属もこのブロックに。ノーシードから2年連続の甲子園出場を目指す。加茂暁星や新発田中央などの私学も虎視眈々と上位を狙う。

Cブロック
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【Dブロック】新潟明訓・帝京長岡がシード 東京学館新潟・村上桜ヶ丘・長岡にも注目

昨秋覇者の新潟明訓が第3シードのブロック。田村・辻林の好投手を擁し、投打ともに安定している新潟明訓。13年ぶりの甲子園出場を狙う。第5シードには、昨夏惜しくも甲子園出場を逃した帝京長岡が入った。昨秋は4強入りも今春は2回戦で関根学園に苦杯をなめた。悲願の夏初優勝へリベンジに燃える。また、一昨年の王者・東京学館新潟と村上桜ヶ丘の初戦にも注目だ。公立では、長岡に注目。好投手・長谷川倖を擁し、古豪復活を期す。

Dブロック
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2年連続で甲子園初出場校が誕生している新潟。本命不在と言われている今大会、強豪私学が大会を制するのか、公立校が17年ぶりに甲子園出場を決めるのか…大会は7月9日に開幕。決勝は7月26日にハードオフエコスタジアムで行われる予定。

(NST新潟総合テレビ)

NST新潟総合テレビ
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