東京・清瀬市で22日、無人ホルモン販売店で2月に代金をごまかした疑いのある男が再び来店。男は店主へ電話し、謝罪と支払いの意思を示すも、店内で腕を伸ばし、“伸び”をする姿を見せていた。防犯映像を確認した店主は反省の色がないと激怒。謝罪も支払いも行われていないという。警視庁は、男を特定し捜査を続けている。
代金をごまかした男…店オーナーに弁償を申し出
22日、東京・清瀬市の無人ホルモン販売所で、店のオーナーが目撃した1人の男。

店のオーナーは「以前、放送してもらったスパイダーマンが見つかったんです」と話す。
2月、“スパイダーマン”の財布を持ち、代金をごまかして商品を持ち去った男が現れたと、イットに連絡が入っていた。
6月22日、男は店に入るやいなや、なにやら壁の方をキョロキョロ。なぜか、商品ケースには見向きもせず、レジの近くにあるチラシを確認すると、電話をかけ始めたのだ。
男が電話をかけた相手は、店のオーナー。

男からの留守電メッセージには、「すいません。あのー、せん…、2月頃に店舗を利用させていただいた(名前)という者なんですけど、本日警察の方から、支払い漏れがあったということで、謝罪とお詫びと不足分の料金の支払いをできたらと思って、連絡させていただきました。またご連絡差し上げます。失礼いたします」と録音されていた。
改めて連絡も「謝罪はなく商品代も受け取っていない」
留守番電話を聞いたオーナーは、男の謝罪と弁償の意思を確認したが、防犯カメラを見て、怒りに震えたという。

店のオーナーは「外に向かって“伸び”をしていた。『こいつ!』という感じ。反省していないな」と話す。男は店の中で両腕を上げ、“伸び”をしていたのだ。
オーナーによると、改めて男から連絡があったものの、謝罪はなく、ごまかした商品代も受け取っていないという。警視庁は男を特定し、捜査を続けている。
(「イット!」6月26日放送より)