25日、元台風2号の影響で各地でゲリラ雷雨が発生し、千葉・松戸市では冠水被害も発生した。
2025年の梅雨は、猛暑と雨が交互に訪れる「メリハリ型」といわれており、野菜の価格などに影響を及ぼす恐れがあるという。
各地でゲリラ雷雨発生…
25日午後1時過ぎの群馬・前橋市。

視界がかすむほどの激しい雨だ。自転車に乗る若者は、ぼうぜんとしながら雨に打たれていた。

25日は、熱帯低気圧に変わった元台風2号の影響で大気の状態が不安定になり、各地でゲリラ雷雨が発生した。

千葉・松戸市では冠水被害も発生。
雨雲が去ったかと思われたランチタイムには、食事を終えた人たちを局地的な雨が襲った。
2025年の梅雨は「メリハリ型」
そして26日以降復活するのが、猛暑に迫る暑さ。

2025年の梅雨は、猛暑と雨が交互に訪れる「メリハリ型」といわれている。
その“メリハリ梅雨”が、野菜の価格などに影響を及ぼす恐れがあるのだ。
東京・立川市にある農園。
今、収穫間近の野菜に、猛暑と雨が交互に訪れるメリハリ梅雨の影響が及んでいる。

雨や暑さの影響で枯れたレタス。
さらに…。

小山農園・小山三佐男さん:
2倍ぐらい(通常サイズと)違う。メリハリ型っていうのは、レタスにとってダブルパンチの被害がでちゃう。
メリハリ梅雨対策で「トウモロコシ」栽培も
この暑さと雨が繰り返される天気への対策として、この農園ではある作物を作り始めている。
それが、トウモロコシだ。

小山農園・小山三佐男さん:
メロン級の糖度17度以上で、別名フルーツトウモロコシと言われる。

生でも食べられるフルーツトウモロコシは、メリハリ梅雨の影響を受けにくい野菜だという。
小山農園・小山さんは「地面からも離れているし、暑さもしのげる。最適ですね」と話した。

メリハリ梅雨の真っただ中にある東京都心は、26日から暑さが復活。
そして、週明けには再び梅雨空が戻る見込みだ。
(「イット!」6月25日放送より)