三井不動産は2025年5月22日、愛知県岡崎市で建設を進めているアウトレットモールについて、名称を「三井アウトレットパーク岡崎」とし、11月にオープンする予定と発表しました。どんなブランドや飲食店が出店するのか調べました。
■出店するブランドは…11月オープン予定の「三井アウトレットパーク岡崎」
愛知県岡崎市に2025年11月にオープンする予定の「三井アウトレットパーク岡崎」は、敷地面積はおよそ15万8400平方メートル、バンテリンドーム3つ分の広さがあります。

この中に2階建ての建物があり、アウトレット店など、INGNI、EDWIN、Gap、SHIPS、ポロ ラルフローレン、CITIZEN、ReFa、アディダス、ABC-MART、メゾピアノなど、およそ160店が入るということです。

東海地方のアウトレットは、三重県長島町の「ジャズドリーム長島」と岐阜県土岐市の「土岐プレミアム・アウトレット」がありますが、この2つのアウトレットにはない、東海地方唯一になる可能性があるブランドを番組で調べてみると、32のブランドがあることがわかりました。
そのひとつが、若い女性をメインターゲットにしたファッションブランド、EMODA(エモダ)です。白や黒を基調としたモノトーンコーディネートが多いのが特徴で、人気となりそうです。

また、世界におよそ600店舗を展開する眼鏡のブランド「オンデーズ」は、アウトレットが8店舗あるそうですが、東海3県では初出店となるということです。
■フードコートには安城市のソウルフード「北京飯」も
「三井アウトレットパーク岡崎」の1階には子供が退屈にならないよう、遊具などを設置したキッズゾーンがり、2階にはフードコートに12店舗が出店します。

このフードコートには、大人気の名店、愛知県安城市の「北京本店」も入ります。

「北京本店」ではカラッと揚げた三河ポークと、醤油ベースの甘辛いタレで味付けしてふわとろに仕上げた卵が絶品の、安城市のソウルフード「北京飯(ぺきんはん)」が食べられます。

店長によると「北京飯」をフードコートで出すのは初めてで、アウトレットは全国からお客さんが集まるため、「北京飯を広めたい」と、出店を決意したということです。

また、ほかにもラーメンやエビチリなども出す予定です。
■三河地方で人気の飲食店が集まる「オカザキマーケット」が隣接
「三井アウトレットパーク岡崎」の2階建ての建物には続きがあり、「オカザキマーケット」という施設が隣にできます。
屋外の公園のような広場になっていて、イベントステージやドッグランもあり、それを囲むように三河地方で人気の飲食関連の店が、およそ20店舗並ぶ予定です。

大あんまきの「藤田屋」や、「パンのトラ」、地元の岡崎市からは、からあげグランプリで最高金賞を獲得した「暴れん坊チキン」、八百屋さんが作るサンドイッチやかき氷が有名な「ダカフェ」などが出店します。

このうちの1つ、安城市にある「焼肉 安萬(あんまん)」は、客の目の前で仕上げる「黒毛和牛のローストビーフ」などが人気ですが、一番人気は「生タン」です。

生のまま食べるのではなく、提供するまで一度も冷凍せずに新鮮さをキープしたもので、低温熟成させて、肉の旨味が凝縮されたものだということです。

「オカザキマーケット」は、名鉄本宿(もとじゅく)駅から徒歩圏内で、車で、新東名や東名のICからも近く、アクセスしやすいのも強みです。
2025年5月30日放送
(東海テレビ)