文部科学省は23日、2024年度に実施した英語教育実施状況調査の結果を発表。福井県の中学、高校ともに英語力が全国1位となりました。中学生の全国トップは7年連続です。
文科省の「英語教育実施状況調査」は、英語教育の実施状況を分析し、教育の充実や改善に役立てようと、全国の公立中学校や高校を対象に2013年から実施しています。
2024年度の結果では、県内の中学3年生の79.8%が英検3級程度の英語力があり、全国平均を27.4ポイント上回り、全国1トップでした。
また、高校3年生の61.2%が英検準2級程度の英語力があり、全国平均を9.6ポイント上回って、こちらも全国トップでした。
教員の英語力もトップレベルを維持しています。
要因について、県教育委員会は▼全ての公立中高校にALTを配置し、授業以外の教育活動にも積極的に活用していること▼中高全ての英語教員が継続的に研究会を行い、連携した授業改善を行っていることが結果につながっていると分析しています。
