テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが特技のイラストを使って天気の豆知識を解説するコーナー。今回は「夏至」についてお伝えする。

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19日の宮崎、日中の最高気温を見ていくと、えびので今年初の猛暑日35.6℃。そのほか高千穂で34.8℃、美郷と都城で34.5℃、西米良で34.2℃など、山沿いを中心に猛暑日に迫る暑さとなり、都城と高千穂では6月の観測史上最高気温となった。

21日土曜日は、1年のうちで最も昼の時間が長い「夏至」だが、実は「夏至」の日に、日の出が最も早くなって、日の入りが最も遅くなるわけではない事をご存知だろうか?ということで今回のクイズ。

「日の出が1年で最も早いのはどっち?」

 A:夏至より前

B:夏至より後

正解は、Aの「夏至より前」

実は、「 夏至より前」が一番早い日の出、「夏至の後」が一番遅い日の入りの時期を迎えて、その間の、トータルで昼が一番長い日が「夏至」となっている。「夏至の前」のちょうどこの時期。 日の出が早い事を活用して、朝活をするには絶好の機会だ。

20日の予想気温を見ると、朝から ぐんぐん気温が上がり、10時前後には30℃以上となる。 朝の涼しい時間帯のうちに、洗濯物の外干しや買い出しなどを済ませておくと良い。日中は32℃前後まで上がって、30℃以上の気温が夕方5時前後まで続く予想となっている。この時間帯は涼しい屋内で過ごすようにすると良い。

20日の熱中症情報を見ると、広く「厳重警戒」となっている。そして延岡市古江、日向、高鍋、西都、美郷、日南では「危険」となっている。しっかりとした熱中症対策が必要だ。

(テレビ宮崎)

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