若狭町で18日、皇室に献上する福井梅の選果作業が行われました。
若狭町の特産・福井梅の皇室献上は、2024年にお亡くなりになった三笠宮妃百合子さまと、旧三方町の当時の町長が知り合いになったことがきっかけで1978年から始まり、今年で48回目です。
18日は、若狭町梅振興連絡協議会の会長を務める渡辺英朗・若狭町長や生産者の代表者らが、4センチほどの大きさのウメを手に取り、傷がないかや熟れ具合などを確認しながら選果作業にあたりました。
JA福井県によりますと、今年は開花時期にあたる3月の天候などに恵まれて品質の良いウメが収穫できているということです。
JA県敦賀美方梅生産部会の山田豊部会長は「今年も無事、皇室の皆様に食べていただけるように選果することができて安心している。去年は不作で心配したが今年はたくさん取れてよかった」と胸をなで下ろしていました。
18日、選果された福井梅は、19日の午前中に皇室に届けられます。