静岡県清水区で見られたのは線路から立ち上る陽炎。
6月17日の県内は高気圧に覆われ、暖かく湿った空気が流れ込み、朝から各地で気温が上がりました。
若山悠介 記者:
午後2時の静岡市です。とても強い日差しが照り付け、遮るものもないため身の危険を感じる暑さになっています
静岡市の最高気温は37.6℃で2025年初の猛暑日に。
市街地では日傘をさしたり、携帯扇風機をつけたりしながら歩く人の姿もありました。
女性:
もう空気が、温度が違うなと思います。まだ全然(暑さへの)準備もしてないくらいだったので、とりあえず日傘だけというような感じになってます、きょうは
女性:
あ~…きょうあっついです、めっちゃ暑い。今から伊勢丹行こうと思ってるんですけど、暑くて(歩くのが)結構つらいです
また、静岡だけでなく川根本町や天竜なども猛暑日に。
17日は県内18の観測地点のうち、16地点で最高気温が30℃を超えました。
鈴木衣緒里 記者:
時刻はまだ正午前ですが、手元の温度計ではすでに36℃を超える暑さとなっています
静岡市駿河区の工事現場で進められていたのは地面を押し固める作業。
ほとんどの人がファンのついた上着を着て作業に当たっていました。
作業員:
大変ですね、この前までは涼しかったんですけどね。一気に暑くなったんで、体が慣れるまではもうちょい大変かなと思います
作業員:
睡眠を十分取るのと休憩。現場に出たら休憩をしっかり取るのと、あとは空調服着たり、自分の身は自分で守る感じで注意して作業してます
また、現場に設置された事務所では常にエアコンをつけた状態にしているほか、壁には熱中症対策のチェックシートを貼るなど対策をしていました。
五光建設建築事業部・秋山真也 次長:
(作業員は)本当に放っておくと一生懸命やりすぎて熱中症になりそうな、なりかけの者がたまに出ますんで、そうならないように十分注意しています
気象台によりますと18日は17日ほど気温は上がらないものの、各地で30℃超える真夏日になるとみられ、引き続き熱中症対策が必要です。