児童の話す力を向上させようと、13日に小浜市内の小学校で先進地アメリカ・ハワイ州の教員を招いた特別授業が行われました。
児童の対話力向上を図る特別授業が行われたのは、小浜市の小浜美郷小学校で、アメリカ・ハワイ州の大学や小学校の教員8人が招かれました。
ハワイの小学校などでは、「p4c(ピーフォーシー)」と呼ばれる対話を重視した教育プログラムが実践され、国際的にも先進地とされています。
13日は全員が輪になり、教員の問いに対して児童たちが自分の意見を自由に発表していきました。「子どもの哲学」と訳される「p4c」は対話を通して子どもの論理的思考力や道徳性を養うもので、「人の発言を否定しない」「自分の発言を受け止めてもらえる」という安心感の中での対話を重視しています。
小浜市教育委員会では、13日の内容を各学校現場で共有し、児童の対話力向上に役立てたいとしています。