ヒョウタンの愛好家でつくる「全日本愛瓢会」の大会に出席されるため、12日から福井市を訪れていた秋篠宮さまは13日、国名勝の養浩館庭園などを視察されました。
秋篠宮さまは13日午前中は、福井藩主・越前松平家の別邸として江戸時代につくられた国指定の名勝・養浩館庭園を視察されました。
数寄屋造りの建物から庭園をご覧になり、市の学芸員の説明に熱心に耳を傾けていました。
この後、福井市立郷土歴史博物館では越前松平家に関する史料の展示を鑑賞されました。福井藩の16代藩主・松平春嶽が明治天皇から贈られた扇をご覧になった秋篠宮さまは「これは関羽の絵ですか」と扇に描かれた三国志の英雄「関羽」の絵について尋ねられました。
秋篠宮さまをご案内した学芸員は「関羽は知識人だったとも言われていて、江戸時代にも人気があった人物。すぐに見て取っていただけたので、大変嬉しかった」と話していました。
秋篠宮さまは、午後、県内を後にされました。
