北陸新幹線の福井県内開業に伴い、JRから北陸本線の経営を引き継いだハピラインふくいの、運行初年度にあたる2024年度の1日当たりの利用者数は2万1000人余りで、目標を約900人上回りました。
      
11日はハピラインふくい利用促進協議会が開かれました。
  
ハピラインふくいは当初の経営計画で、2024年度の利用者数の目標を1日当たり2万167人としていましたが、実績としては目標より893人多い、1日あたり2万1060人でした。2024年度の運賃収入は20億100万円で、目標予算より約2億5000万円多くなりました。
  
また、2025年3月に行ったダイヤ改正で、敦賀ー福井間の列車を上下合わせて12本増やした結果、改正前と比べて増発したほぼすべての列車で利用者数が増加し、日中の平均利用者数は1日当たり300人増えました。
 
合わせて、車内の混雑が課題だった午後5時40分ごろの福井駅発敦賀行きの列車を2両から4両編成に変更した結果、乗車人数は290人から420人に増え、混雑も緩和したということです。
  
初年度は目標を上回ったハピラインふくい。運行2年目に当たる2025年度も前年度を上回る滑り出しを見せているということです。

福井テレビ
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