不発弾の問題など戦後80年を迎えたいまなお残る様々な戦後処理問題について池田副知事が10日国に対し早期の解決を要請しました。

戦後80年の慰霊の日を前に池田副知事は10日内閣府や厚労省を訪れ、不発弾の処理や所有者が不明なままの土地など、戦後処理問題の抜本的解決を求めました。

厚労省の仁木副大臣は遺骨収集センターの体制強化や管理が難しくなっている慰霊碑などについても、遺族の心情に寄り添いながら取り組みを進めたいという認識を示しました。

池田副知事は2024年全国で処理された不発弾のうち、半数以上が沖縄で発見されているとして国に対し継続的かつ積極的な支援を訴えました。

池田副知事:
沖縄には多くの不発弾がいまだに眠っている状況です。それを安全にきちんと処理していくのは県民の暮らしの安心安全のためにも欠かせないものという風に考えております。そこは国として是非しっかりと引き続き取り組んでいただきたい

また9日起きた不発弾の事故について池田副知事は原因究明と再発防止策の徹底を求める考えを示しました。

沖縄テレビ
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