台風8号の影響により浸水被害が発生している南大東島と北大東島について、沖縄県は31日に災害対策本部会議を開き、必要な支援について把握し、一日も早い復旧に努める事を確認しました。

31日に開かれた災害対策本部会議では、台風8号の大雨により南大東村と北大東村であわせて床上浸水が12件発生しているほか、サトウキビ畑が浸水の被害を受けていると報告があがり、玉城知事は、必要な支援を的確に把握し、一日も早い復旧に努めるよう指示しました。

浸水被害は深刻で、いまだ多くの場所が水に浸かったままです。

北大東村では30日、県の派遣要請により陸上自衛隊が支援に入り、排水ポンプを使用して24時間体制で排水作業が行われています。

南大東村には排水できる場所がないため機材が使用できず、自然排水を試みていますが、2カ所ある排水溝のうち1か所が詰まっているという事です。

県は現地に連絡調査員を派遣し、災害救助法に係る手続きの支援や、被害状況の確認を急いでいます。

沖縄テレビ
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