5日、厚生労働省は2024年に生まれた子どもの数が、前の年より4万人以上少ない68万6061人だったことを公表。1899年に統計を取り始めて以来最も少なく、初めて70万人を割り込みました。

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また、1人の女性が、生涯に産む子どもの数を表す、合計特殊出生率も9年連続で低下し、「1.15」と過去最低を更新。人口維持に必要な2.07を、全都道府県で下回りました。

「サン!シャイン」には、「出生率過去最低」という問題について、視聴者に意見を募集。多くの方からさまざまな意見が寄せられました。

「自分のことで精一杯。子どもを育てられる余裕もお金もないです(20代)」
「育休中だと保育園もあずけられず、自分の時間もとれません。もっと気軽に安く柔軟にあずけられる保育園が必要(30代)」
「長期的な支援がない、給付・手当金だけでは必要最低限のベビー用品揃えられない(30代)」
「共働きできない現状が問題。両親とも働きながら子育てするのは体力的に限界(30代)」
「先月3人目出産した三児ののママです、女性の働きづらさ!1人目は正社員で、2人目はパート勤務、育休取れず退職(30代)」

スペシャルキャスター 杉村太蔵:
「お金がない」というのがすごく分かるなと思うのが、今やっぱりなぜ結婚できないかというと、経済的な不安が強いですよと。この、経済的な不安をクリアして、例えば会社で正社員になって結婚できますと、で、結婚して子どもを授かったその世帯には、もう政府はものすごく支援してくれるんです。
変な話なんですけど、うちの子にも医療費ただですよ。それから、申請すれば児童手当来るんですよ、これから先、うちの子にも高校授業料無償化ですよ。本当に所得があって、ある程度余裕がある層にも支援をして、じゃあその財源って、結婚することが経済的に難しい方から社会保険料でとってやるというのは、何かちょっとバランスが悪いのではないかなと。

MC谷原章介:
確かに、収入が少ないから結婚という選択肢がないのに、ないからこそずっと受給を受けられない。

スペシャルキャスター 杉村太蔵:
今、単身世帯、独身世帯が一番苦しいのではないかな。
(「サン!シャイン」 6月5日放送)