まもなく始まる梅雨の時期を前に、鳥取・米子市の日野川で4日、浸水被害に備えた排水ポンプ車の操作訓練が行われました。

この訓練は、集中豪雨による浸水被害に対応するため、米子県土整備局が毎年この時期に実施しています。
訓練には米子県土整備局の職員など約20人が参加し、米子市の日野川沿いで排水ポンプ車の稼働から実際に排水するまでの一連の手順を確認しました。
この排水ポンプ車は、県西部で洪水が発生し宅地が浸水した場合に出動し、1分間に最大30トンをくみ上げる能力があるということです。

訓練の参加者のうち、8割以上がポンプ車を操作した経験がないということで、経験者が丁寧に操作方法を教えていました。

訓練の参加者:
手間どることも多かったので、夜間など暗い時にもうまくできるように、日ごろから訓練していきたいです。

訓練の参加者:
普段からこういう訓練と情報収集、県民の皆様への情報発信をしながら(梅雨などの)出水期あるいは台風に備えて行きたいと思います。

米子県土事務局は、いざという時に対応できるよう、こうした訓練などを通じて職員の技術向上を図りたいとしています。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

鳥取・島根の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。