小泉農水相は備蓄米について、日本酒や味噌など加工用向けの放出も検討していると明らかにしました。
小泉農水相:
日本酒造りに励んでいる皆さんからは、酒米が高い、足りない(という声が届いている)。お味噌とかこういった関係の皆さんからも、いま影響が出ているというふうに聞いてますので、こういった分野についても農水省としてできることを考えたい。
主食用米の需要が増えたことで、日本酒などの原料となるコメの不足を訴える声があがっています。
小泉農水相は日本酒メーカーや加工業者向けに備蓄米を放出することを検討していると明らかにしました。
備蓄米は90万トンのうち一般競争入札と随意契約で61万トンが放出されることになっていて、残り約30万トンの一部が酒造や味噌などの加工用向けに放出される可能性があります。