宮城県沖地震の発生から6月12日で47年になるのを前に、県警察学校で大規模な災害を想定した訓練が行われました。

訓練は参加者に事前に知らせない「抜き打ち」で行われ、警察学校の生徒たちは素早く着替えた後、それぞれの持ち場につきました。

訓練は最大震度7の地震が発生した想定です。生徒たちは救助に使う担架の組み立てや、装備品の確認などを行いました。

また、崖の下に車が転落したという想定で、県警機動隊による救出訓練も行われました。特殊な装置を使って車のドアを破壊します。

警察学校の生徒たちは災害が起きた場合に備え、冷静、迅速に対処する手順などを確認しました。

この訓練は、1978年6月12日の宮城県沖地震を受けて定められた「みやぎ県民防災の日」を前に行われました。

仙台放送
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