貴重な「日本刀」を集めた展示会が、宮城県大崎市で6月7日から始まります。会場では200を超える名刀が輝き、実際に持ってみることもできます。
伊達家ゆかりの名刀「大倶利伽羅広光」。不動明王の化身とされる「倶利伽羅龍」が刀身に彫られているのが特徴です。
そしてこちらは本邦初公開、四国の大名、蜂須賀家に伝わる「蜂須賀虎徹」。「匂い口」と呼ばれる刃文の輪郭線が深いのが特徴です。
7日から大崎市で始まる「日本刀展示会」。平安時代末期から江戸時代後期にかけて製造された、日本刀200振以上が展示されています。
5日は大崎市内の中学生が招待されました。生徒たちは警備員が見守るなか、本物の刀剣を2分間手に持つという貴重な体験をしました。
見学した中学生
「本物ということで手が切れそうで怖かったんですけど、本物の重みは、なんか違いました」
「レプリカを持った時よりもちょっと重くて、文様などもすごくきれいで、間近で見られてよかった」
展示会は6月7日から、大崎市役所の市民交流エリアと大崎市地域交流センターで開催されます。