2日夜、広島市南区にある護岸用のコンクリートの柱に乗用車が衝突し、運転していた高齢男性が搬送先の病院で3日夜、死亡しました。
警察によりますと、2日午後10時過ぎ、広島市南区出島にある防潮扉が設置されている護岸用のコンクリートの柱に、軽自動車が衝突しているのを運転していた男性の家族らが発見し救急に通報しました。
運転していたのは、広島市南区皆実町に住む無職、岡平勝昭さん(85)で、胸の骨を折っていて意識がある状態で病院に搬送されましたが3日夜、死亡したということです。死因は腸を損傷したことによる敗血症性ショックでした。
どういう状況で車が衝突したのかまだ分かっておらず、警察は家族などから事情を聞き、岡平さんが現場で運転していた目的や事故の詳しい経緯について調べています。