ノドに痛みなどの症状が現れ、子どもが患いやすい感染症「溶血性レンサ球菌咽頭炎」の感染が愛媛県内で増えていて、特に松山市で急増しています。県はマスクの着用や手洗いなど予防を呼びかけています。

子どもが患いやすい「溶血性レンサ球菌咽頭炎」は細菌による感染症。口や鼻などから感染し、2~5日間の潜伏期間を経てノドの痛みや発熱、全身のけん怠感、おう吐などの症状が現われます。

愛媛県の30日の発表によりますと、5月25日までの1週間に報告された1医療機関の平均の感染者は7.10人で、前の週と比べ1.53人増加。3週連続で増えていて、過去10年間の平均の2倍を上回っています。

保健所のエリア別では、松山市が13.29人で前の週より4.86人増加。次いで四国中央と西条、中予がそれぞれ5.00人となり、0.5人~3.00人増え、八幡浜は4.00人で3.00人増えました。宇和島市は確認されていません。

この治療は抗生物質の服用が主になっています。

愛媛県は学校などでの感染を防ぐためにも症状が出たら早めに医療機関を受診し、予防としてマスクの着用や手洗いなどを呼びかけています。

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テレビ愛媛
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