愛媛県四国中央市の「丸住製紙」が民事再生手続き中のなか、一部の従業員を同じ市内の製紙業「カミ商事」と関連会社で受け入れていることが5日に分かりました。

カミ商事によりますと、「丸住製紙」の一部の従業員を受け入れるのは、カミ商事の本社と関連会社。ティッシュペーパーや紙おむつ、マスクの製造などにあたるとしています。すでに6月から受け入れている従業員もいて、約50人を雇用したいとしています。

今回の丸住製紙の従業員の受け入れは、地元の雇用の維持に協力するためとしていて、「四国中央市の企業として地域貢献に役立ちたい」としています。

またこれから衛生用品などは需要の拡大が予想されていて、この分野の事業の強化を図るということです。

丸住製紙の関係者の今年4月時点の話しによりますと、約590億円の負債を抱え民事再生手続き中の丸住製紙は、主な事業から撤退し、従業員の約8割にあたる400人を削減する方針としています。

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テレビ愛媛
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