墓石などにも使われる高級石材・大島石を採掘する愛媛県今治市の業者が、墓じまいなどによる需要の低迷で、破産開始の決定を裁判所から受けたことが4日に分かりました。負債総額は約4300万円と見られています。

破産開始の決定を受けたのは、今治市蔵敷町にある採掘業「村蘇石材」です。

東京商工リサーチ今治支店によりますと「村蘇石材」は1961年4月に創業。墓石にも使われる高級石材・大島石の採掘業者としてピークの売上げは約2億5000万円に達していました。

しかしコロナ禍を経て少子高齢化に伴い墓石などの需要が低迷。業績が悪化し2025年2月期の売上げは約1500万円まで落ち込み、事業の継続が困難に。破産開始の決定を松山地裁今治支部から5月21日に受けました。

負債総額は約4300万円と見られています。

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テレビ愛媛
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