アメリカ・オハイオ州で5月、教会が炎上し、高さ約43mの塔と礼拝堂の屋根が崩落した。当時教会の中は無人でケガ人はいなかったという。ミズーリ州では、走行中の車が建物の屋根に落下する事故が発生。この建物は、2月にも同様の事故被害を受けていたという。

オハイオで教会が炎上…約43mの塔が崩落

塔の屋根から吹き出す炎と煙。教会で起きた火災だ。

そして数分後、塔の屋根が突然崩落した。火災は5月29日、アメリカ北東部・オハイオ州にある教会で発生した。

2024年10月に撮影された現場の画像では、レンガ造りの美しく立派な教会が確認できる。

しかし、火災発生後の映像では、礼拝堂の屋根が焼け落ち、中がむき出しになっている。高さ約43mある塔も、屋根が炎に包まれていた。

炎は屋根の内部から広がっていき、骨組みだけに。その直後崩れ落ちた。現地のメディアによると火災発生時、教会の中に人はおらず、ケガ人は確認されていない。

車が屋根に突っ込む事故…まさかの二度目

一方、アメリカ中西部のミズーリ州では、5月28日、建物の屋根に車が落ちる事故が発生。

近くのカメラが捉えた映像では、白い車が宙に浮いた後、建物の屋根の一部が吹き飛ぶ様子が記録されていた。

現地のメディアの報道では、事故を起こした車は、建物の西側にある道路を直進。林を突っ切って、建物の脇を通る道路を飛び越えて、屋根に落下したという。

被害を受けた建物は、寄付を呼びかけるサイトを立ち上げた。書いてあったのは「またか！？」の文字。実はこの建物、2月にも車が屋根に突っ込む事故に遭っていた。

二つの事故はいずれも、同じ道路を走って屋根に突っ込んだということだが、現地では今回の事故について、運転手の体調悪化が原因と伝えられている。
（「イット！」6月2日放送より）