後輩隊員を指導する際、殴るなどの暴行を加えたとして陸上自衛隊岩手駐屯地(岩手県滝沢市)は6月2日付けで、30歳の隊員を停職3カ月の懲戒処分としました。

6月2日付けで停職3カ月の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊岩手駐屯地の東北方面特科連隊に所属する3等陸曹の30歳の隊員です。

岩手駐屯地によりますと、この隊員は2023年12月ごろからの約3カ月間、後輩隊員を指導する際に相手の態度に腹を立て複数回殴るなどの暴行を加えたということです。

2024年3月に被害を受けた隊員から部隊に報告があり問題が発覚しました。

聞き取りに対し隊員は「深く反省している」と話しているということです。

このほか同僚と口論になり蹴るなどの暴行を加えたとして、東北方面特科連隊に所属する士長の20歳の隊員も6月2日付で停職6日の懲戒処分となっています。

隊員の処分を受け東北方面特科連隊の矢山善隆連隊長は「全隊員に対し指導・教育を徹底して信頼回復に傾注する」としています。

岩手めんこいテレビ
岩手めんこいテレビ

岩手の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。