8月5日の岩手県内は夕方にかけて内陸で警報級の大雨となる恐れがあり、気象台では土砂災害や河川の増水などに注意・警戒するよう呼びかけています。
5日の県内は低気圧や前線に向かって温かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、大気の状態が非常に不安定となっています。
午前10時までの24時間降水量は雫石町葛根田で57.5ミリ、岩手町一方井で46.5ミリ、滝沢で42ミリを観測しています。
内記和人記者
「滝沢市の倒木の現場に来ています。林道わきの木が電線にもたれかかるように倒れてしまっています」
この雨の影響とみられる倒木により滝沢市と盛岡市の一部で一時最大約540軒が停電しました。
近所の人
「5日はまだそんなに暑くないけど、4日みたいに暑かったらゆでだこ状態」
県内はこのあとも夕方にかけて雷を伴って激しい雨が降るところがある見込みで、雨雲が予想以上に発達した場合は警報級の大雨になるおそれがあるということです。
6日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で内陸で80ミリとなっています。
気象台では内陸で大雨による土砂災害や河川の増水などに注意・警戒するよう呼びかけています。