2026年春に高校を卒業する生徒を対象にした求人票の受け付けが秋田県内のハローワークで始まりました。
秋田市にあるハローワーク秋田の新卒などの就職サポートを専門とする窓口には早速、企業の採用担当者が訪れ、求人票を提出していました。
秋田市・潟上市・五城目町などハローワーク秋田管内で2025年3月に高校を卒業した生徒のうち県内で就職した人の割合は77.5パーセントで高い水準を維持しています。
一方で業種によっては人手不足が続いていて、採用活動に力を入れるものの満足した結果を得られない企業もあります。
中田建設・総務部の大坂幸一次長は「2025年は7人が入社したが希望人数に充足しているわけではないので、ぜひたくさんの生徒に応募してほしい」と呼びかけました。
また秋田基準寝具・企画管理室の池田里美主任は「事前に会社に来て雰囲気を知ってもらうと、あえてマイナスな要素も話して入社後にギャップを感じさせないような活動をしている」とリクルートに一工夫しています。
求人票は7月1日から公開され、9月16日に選考が始まります。
