滋賀・湖南市で、横断歩道を渡っている歩行者を無視し、猛スピードで突っ切る車がカメラに捉えられた。居合わせた撮影者はわずかにタイミングが違えば、事故につながっていたと指摘している。さらに、愛媛や長野でも一時停止や信号を無視し、危険な運転を行う車が相次いで確認されている。

横断歩道目前で加速する危険な車    

滋賀・湖南市で5月1日に起きたのは、“あわや大惨事”の瞬間だった。
撮影者の車には周囲を360度映し出すドライブレコーダーが取り付けられており、その一部始終が撮影されていた。

横断歩道を渡る歩行者
横断歩道を渡る歩行者
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当時、撮影者の右側を追い越していく車がいた。
しかし、その先には横断歩道を渡る歩行者の姿が。

停まらず横断歩道に突っ込む車(視聴者提供)
停まらず横断歩道に突っ込む車(視聴者提供)

次の瞬間、車は一時停止のルールを完全に無視し、スピードを上げて駆け抜けていった。撮影者は「少しでも歩行者が早く渡っていたり、自転車が渡っていたら、ぶつかっていただろう」と語っている。

直進レーンから突然右折する車

一方、愛媛・松山市でも4月29日、ルール無視の危険な車がカメラに捉えられていた。

なぜか直進レーンから曲がる白い車
なぜか直進レーンから曲がる白い車

左にいた白い車が直進レーンを進んだと思いきや、急に方向を変えて右へと曲がっていった。

現場に居合わせた撮影者は「え!?なんしよん!て感じ。まっすぐ行くんじゃないん?みたいな。事故になっていた可能性がある」と話している。

信号無視の車が交差点に突入

さらに長野市では5月4日、交通ルールを知らないのではと思うような危険運転が撮影された。

信号無視で交差点(提供:@yutokawatani)
信号無視で交差点(提供:@yutokawatani)

交差点の信号が青に変わり、撮影者が車を発進させた直後、右側から信号を無視した車が撮影者の前を横切っていった。

撮影者はとっさにブレーキを踏み、間一髪で衝突を回避した。「驚きすぎて声が出なかった。体が勝手にブレーキを踏んでいた。(相手と)目が合った…驚いてこっちを見ていた」と語っている。

ドライバーは30代から40代の男性に見え、そのまま走り去ったという。撮影者は「ルールを守って運転してほしい」と話している。
(「イット!」 5月30日放送より)

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