物価高の中、水道料金も値上げの動きが相次いでいますが、料金の「地域格差」が生じています。報告書によると、2046年の推計値では「20倍」にもなる可能性があります。
愛知県では、一宮市や名古屋市など安い自治体は700円前後ですが、最も高い新城市では2299円と3倍以上の差があります。

岐阜県では、最も安いのが694円の笠松町で、岐南町、神戸町と続きます。最も高い恵那市は2272円で、3倍以上の差があります。

三重県では、最も安いのが829円の東員町で、最も高い菰野町の2057円とほぼ2.5倍の差があります。

この先の格差がどうなるのか、「EYJAPAN」などが取りまとめた報告書によると、2021年の全国の水道料金の平均値は3317円で、最大料金と最小料金の格差は8倍となっていますが、2046年の推計値では20倍にまで広がるということです。
今後さらに少子高齢化が進む中で、人口の減少率が高い自治体や人口密度が低い自治体が値上げ率が高くなるということです。
(東海テレビ)