雑居ビルやロードサイドの店舗では、トイレの詰まりが頻発するという問題が起きていますが、現在効果的な方法は見つかっておりません。この課題に、株式会社Deto(本社:岐阜県岐阜市、代表取締役社長:恩田 多賀雄)は現場の調査を繰り返し、根本的な原因を突き止め、詰まりを解消するトイレタンクをツマラントイレとして商品化しました。
詰まりの原因:老朽化に伴う排管の変形やサビ/排管の長さ
雑居ビルの排管は複雑で、老朽化すると変形やサビが原因で、排水の流れが悪化し、詰まりが発生しやすくなります。ロードサイドの店舗では、排管の長さが原因で詰まりが発生しています。
詰まりの背景:節水による水量不足
Detoが注目したのは、トイレの洗浄水量の不足が詰まりの背景にあるという点です。近年、水資源節約の観点から、洗浄水量を抑えた節水トイレの普及が進んでいます。しかし、流れが悪い老朽化した排管や長い排管に少量の水を流しても、排泄物を十分に流しきれず、詰まりが発生しやすくなります。
一般社団法人 日本レストルーム工業会HPより
詰まりの解決:適切な水量での洗浄
この問題に対し、Detoは洗浄水量を増やすことで対応しました。便器から水が溢れない最大限の12リットルを採用し、一気に流すことで、詰まりの解消に挑みました。
詰まり防止比較試験報告
シングルのトイレットペーパーを90cmに切り取って、
8つ折りにしたものを4枚重ねて、搬送メディアとした (ベターリビング規格)
ツマラントイレで試験用トイレットペーパーを30M以上搬送することを確認!
詰まり解消の実績
詰まりが多発していたコンビニにツマラントイレを導入した結果、年間十数回発生していた詰まりが完全に解消されました。当初、2,000万円の排管工事が検討されていたものの、10万円程度のトイレタンク交換で問題が解決し、他でも導入が進められています。
次なるステップ:詰まりの解消+節水
詰まりを防止しながら、節水を実現する新たなトイレを開発中です。この新商品は、大水量での洗浄を使用頻度や詰まり頻度に応じてコントロールできる「追洗浄」機能を搭載することにより、節水できます。
社会的意義と今後の展望
高度経済成長期に建設された多くの建物が築30~50年を迎え、老朽化した排管も増え続けています。しかし、改築や大規模な修繕はコストや人手不足の問題から進んでいません。これに対して、Detoが提供しているトイレタンクの交換のみで詰まりを防止するツマラントイレは、多くの店舗や施設での導入が期待されています。
<商品ページ>
https://deto.co.jp/lp/tumarantoile/
====================================================================
▮会社概要
会社名: 株式会社Deto
代表者: 代表取締役社長 恩田 多賀雄
本社: 岐阜県岐阜市吉野町6-14 大樹生命岐阜駅前ビル7F
設立: 1965年
資本金: 3,415万円
会社HP: https://deto.co.jp/
<事業内容>
水まわり商品の企画開発(トイレ、浄水器)
ファインバブルの測定・検証、商品開発
行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ