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9月3日は、「ぐっすり」という語呂合わせから「睡眠の日」とされています。

まだ暑さの残る季節ですが、夜の時間が少しずつ長くなり、私たちの暮らしも少しずつ“内側”へと意識が向かう季節です。

フランスベッドは、そんな秋の夜長にこそ体験してほしい「未来の眠り」を提案します。


「“早すぎた”挑戦が、“当たり前”の未来をつくる」——フランスベッドが見つめる、暮らしのその先へ


「それは、時代が早すぎたのではなく、私たちが“未来”を見ていたから。」

フランスベッドは、創業以来「快適な眠り」を追求し続けてきた寝具メーカーです。

医療・介護分野でも高い技術力を誇り、安心・安全・高品質な製品を提供してきた同社は、ベッドの専門企業としての枠を超え、暮らしそのものに革新をもたらす挑戦を続けてきました。


まだ誰も見ていなかった未来へ

キャンピングカー キャラベルエア


1970年。

日本ではまだ“車で旅する”という文化が根付いていなかった時代。

フランスベッドは、キャンピングカーの開発に乗り出しました。

「移動そのものを快適にする」という発想は、当時としてはあまりに斬新で、時代が追いつくことはありませんでした。



自動パン焼き専用機 パンキー


1978年。

「パンは買うもの」という常識の中で、家庭で焼きたてのパンを楽しむという新しい暮らし方を提案。

自動パン焼き専用機、いわゆる“ホームベーカリー”を開発しました。

今でこそ当たり前の存在ですが、当時は市場に受け入れられず、静かに姿を消しました。


さらに、羽毛布団の製造技術を応用し、軽くて暖かいダウンジャケットも開発。

しかし、アウトドアウェアが一般的でなかった時代、こちらも継続には至りませんでした。



「失敗」ではなく、「先を行きすぎた」だけ

フランスベッド株式会社 代表取締役社長 池田茂


現社長・池田茂氏は語ります。

「私の父である創業者の池田実は、次々に事業を起こしていきました。ベッドと羽毛布団以外は、ほとんどうまくいきませんでした。プラスチック家具、システムキッチン、キャンピングカー、ハウジング、ウナギの養殖、メロン栽培、キャバレーまで。着想は良かったのですが、どれも時代が追いつかなかった・・・。

でも、父は“暮らしの質”を高めることにとことんこだわっていました。1970年代後半には、アメリカからビタミン剤などを個人輸入して冷蔵庫に保管していたんです。健康意識がまだ一般的でなかった時代に、すでに“予防”や“セルフケア”の重要性を見抜いていた。そういう先見性が、今のフランスベッドのDNAになっていると思います。」


創業者・池田実


そして今、どうでしょう。

キャンピングカーはキャンプブームの象徴に。

ホームベーカリーは家庭のキッチンに自然に溶け込み、ダウンジャケットは冬の定番として誰もが着る存在に。

ビタミン剤は、今やドラックストアやネット通販で誰もが購入し、健康管理の一部として日常に溶け込んでいます。


あのときの“早すぎた”は、今の“当たり前”になったのです。



今、挑むのは「眠りの未来」

リクライニング機能内蔵マットレス RP-4500 


フランスベッドが次に見据えるのは、IoT技術を活用した次世代ベッド。

それは、ただ眠るための家具ではなく、暮らしのリズムを整える“パートナー”です。

開発担当者は、通常のベッドを含め医療・介護用ベッドの開発に長年携わってきた人物。

彼はある日ふと気づきました。

「ベッドって、寝るだけの場所じゃない。朝起きる場所でもあり、夜休む場所でもある。つまり、暮らしのリズムの起点なんです。」

そこから、“暮らしと連動するベッド”の構想が始まりました。

スマートフォン専用アプリとペアリングし、朝7時に晴れていれば自動でカーテンが開き、ベッドの背がゆっくりと起き上がる。音声アシスタントと連携し、「おはよう」で家が動き出し、「おやすみ」で静かに眠りの準備が整う。

まるで、暮らしそのものが寄り添ってくれるような体験を目指しています。


まだ“早すぎる”かもしれない。でも——

「正直に言えば、IoTコントローラー搭載ベッドは、まだ“売れている”とは言えません。」

担当者は率直に語ります。

「でも、私たちは知っています。1970年のキャンピングカーも、1978年のホームベーカリーも、ダウンジャケットも、最初は“早すぎる”と言われたけれど、やがて暮らしの一部になった。IoTベッドも、きっとそうなると信じています。」


10年後の朝を、今つくる

目覚ましの音は鳴らない。

代わりに、カーテンが静かに開き、朝の光が部屋に差し込む。

ベッドの背がゆっくりと起き上がり、エアコンが快適な温度に調整される。

テレビがニュースを流しはじめ、コーヒーメーカーが動き出す。

すべてが、IoTベッドが暮らしの中心にあるから。

「おはよう」の一言で家が動き出す。

「おやすみ」で静かに眠りの準備が整う。

ベッドは、ただ眠る場所ではなく、暮らしのリズムを整えるパートナーになっている。


フランスベッドは、これからも“少し先の未来”を見つめ続けます。

今はまだ“早すぎる”かもしれない。

でも、きっとまた“当たり前”になる。

私たちは、誰よりも早く、誰よりも真剣に、あなたの暮らしに寄り添う製品を届けていきます。

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