北海道札幌市で12日、カラスが置き配の紙袋をつつき、中の箱を取り出す様子が撮影された。
中身は無味無臭の健康をサポートする粉末状の商品だったが、カラスは食べ物と勘違いし執拗に狙った。
置き配の紙袋から箱を取り出すカラス
紙袋を引っ張る、黒い姿。
12日、北海道札幌市でカメラが捉えたのは、置き配ドロボーのカラスだ。

自分の体の大きさほどもある紙袋を、ツンツンとつついている。

中に食べ物があると思っているのか、器用に紙袋に穴を開け、見事に箱を取り出した。

しかし、紙袋の中身について住人は「食事の時に水に溶かして飲んで、食物繊維が入っているので。糖分の吸収を抑える効果がある商品」と話す。

まさか中身が、健康をサポートする無味無臭の粉末とは知らずに執拗に狙い続けるカラス。
くちばしで箱を貫通したところで、ついに気がついてしまった。
無惨な姿となった紙袋と商品…
住民は「(箱の)中の小袋がアルミなので、食べ物じゃないと認識したのかも」と話す。
仕事から帰ってきた住人が目にしたのは、無惨な姿となった紙袋と商品。

住人は「ゴミが家の前に散らかってると思ったら、自分の頼んだ置き配だったのでビックリ。置き配のリスクは人間だけじゃないんだ」と話している。
(「イット!」5月16日放送より)
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