岩手・軽米町の夜道で、車の前に突然シカが飛び出してきた瞬間をカメラが捉えた。運転していた男性は眠気覚ましに熱唱しながら運転していたが、目前に現れたシカに驚愕。間一髪で回避し、幸いにもけがはなかった。
熱唱中に飛び出してきた“ゲスト”
岩手・軽米町で9月22日午後10時頃、撮影されたのは危険すぎる“飛び出し”だった。

撮影者は深夜のコンビニで買い物を済ませた後、睡魔が襲ってきたため、「♪オオオ…リヴィン・オン・ア・プレイヤー!」と、ロックバンド「ボン・ジョヴィ」の曲を熱唱しながら車を走らせていた。

しかし、眠気を吹き飛ばしたのは、目の前に飛び出したシカだ。ドライブレコーダーには、撮影者が「!!ううわあ!びっくりしたー」と叫び声を上げると同時に、車を見つめるシカの姿が映っていた。
当時を振り返り、ドライバーは「本当ギリギリでかわさないといけないぐらいで出てきたのは初めて」と話している。
けがなしも歌の“腰折られる”
飛び出してきたのは、大きなツノを持つオスのシカだ。

よく見ると、ツノには何かが引っかかっていた。
ドライバーは、「木の枝か草のツルみたいなのが引っかかっていた。(知人は)祭りのシーズンだからお飾りしてるんじゃないのと爆笑していた」と語っている。

ドライバーは歌っていたことで眠気を覚まし、とっさに反応することができた。けがはなかったものの、歌の“腰を折られる”形となっていた。それでも、ドライバーは再び歌いながら車を走らせた。
(「イット!」 10月9日放送より)
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